サンクスラボでは、福祉に携わる支援ツールの開発や、15年以上も続くゲーム開発、サンゴの陸上養殖に係るIoTの開発など多くの開発業務を行っています。今回はWEBチームのマネジャーの塩谷さんにお話をうかがいました!

◎この記事でわかること
・エンジニアリングマネージャー塩谷俊介氏のこれまでのキャリアと現在の役割
・就労支援の現場で使われる業務支援システムの具体的な内容と開発の目的
・スクラムを用いた日本&ベトナム混合チームの開発体制とAIを活用した開発スタイル
・チーム文化・育成方針・技術選定の自由度など、働く環境のリアルな実態
・社会課題に向き合いながら“プロダクトを育てる”ことのやりがいと可能性
・サンクスラボでは、障がいのある方を「タレントさん」、社員を「パートナー」と呼んでいます。
自己紹介からはじめよう!

本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介からお願いします。



こちらこそよろしくお願いします。開発チームでエンジニアリングマネージャーを務めている塩谷です。マネジメント、プロジェクト推進、チームビルディング、採用など、開発チーム全体を機能させる役割を担っています。



実際、現場を見ていても開発実務以上に広く関わってくださっていますよね。現在、開発チームの体制はどのようになっていますか?



日本側には正社員エンジニア4名、デザイナーが2名、加えて業務委託のメンバーもいます。ベトナム側にはエンジニア5名とITコミュニケーターがいて、日々連携しながら開発を進めています。
「カオス」が持つポテンシャルに魅了された



塩谷さんが、サンクスラボにジョインしたきっかけについて教えてください。



率直に言うと、まだ形が整っていない「カオスな状態」に惹かれました。ネガティブに捉える人もいると思いますが、私にとっては“これから大きく変化・成長できる余白がある”という意味で非常に魅力的でした。変化の余地が大きいからこそ、仕組みを自分たちでつくれる。そこに価値を感じました。



実際、入社から1年ちょっとでかなり整備されましたよね。



はい。まず、開発チームの基盤を整え、人員の採用も進めました。チームとして機能する形が見えてきたので、今は他部門との連携強化にも取り組んでいます。
「就労支援の“現場”を変える」プロダクトの全貌



現在開発中のプロダクトについて詳しく聞かせてください。



我々が開発しているのは、就労支援事業の現場で実際に使われる「業務支援システム」です。社内では障害のある方を「タレントさん」、支援する職員を「パートナーさん」と呼んでいるのですが、両者が日々の支援活動を通して使用するツールになります。



具体的には、どのような機能があるのでしょうか?



タレントさんの出退勤記録、作業日報、体調や気分の記録、支援記録などを一元的に管理できる機能群です。パートナーさんは、それをもとに日々の支援方針を考えたり、関係機関に提出する書類の作成業務を効率化したりできます。



現場の負担が相当減りそうですね。



そうなんです。福祉業界の現場では、記録や報告書の作成にかなりの時間が割かれています。その時間をもっと「人と向き合う支援」に使えるようにするのがこのプロダクトの目指すところです。



プロダクトが「支援の質」を左右するということですね。



まさにそうです。そして、このシステムは“内製”ですから、ユーザー(支援員)がすぐ隣にいるんですよ。だからフィードバックも早く、改善のサイクルが非常に速い。タレントさんにも使ってもらっているので、実際の支援の質に繋がっています。それがとても大きな強みです。


開発スタイルと技術環境



開発スタイルについても教えてください



スクラム開発を採用しています。日本とベトナムにチームを分け、日々連携しながら開発しています。コミュニケーターが技術的な内容を理解してくれているので、国境を越えたコラボレーションも非常にスムーズですね。



開発に使用しているのは、どのような言語になりますか?



サーバーサイドはPHP(Laravel)、フロントエンドはReact、インフラはAWSです。最近ではAIの活用も進んでいて、全メンバーがコード補完やレビュー支援にAIツールを使っています。



開発言語のトレンド含め、技術選定の自由度は高いですか?



はい。ただし“技術のための技術”ではなく、プロダクトへの価値提供が前提です。事業にとって合理的であれば、メンバー提案の技術も積極的に採用します。
チーム文化と育成のあり方



開発チームの雰囲気や文化について教えてください。



リモート中心の体制ですが、朝礼・夕礼・雑談時間を毎日設けていて、関係性の構築にも力を入れています。タスクはオープンに管理し、助け合いが自然に生まれる文化がありますね。



良いカルチャーですね。育成の部分ではどのようなことを意識していますか?



ストレングスファインダー(※)を活用して、メンバーの強みや価値観を理解してもらい、得意な領域で力を発揮できるように導いています。画一的な育成ではなく、個々の「好き」「得意」に寄り添った成長支援を大切にしています。
※塩谷はストレングスファインダーの認定コーチング資格保持者です。


社会的意義と「プロダクトづくりの楽しさ」



サンクスラボの真骨頂である、社会課題の解決や社会貢献の面についても意識されていますか?



はい。このシステムを通じて、間接的に社会的弱者を支援できるというのは、大きなやりがいです。実際、入社動機として「社会に役立つプロダクトをつくりたい」と語るメンバーも多いですね。



就労支援の現場って、なかなか可視化されづらいですから、そこにITの力で光を当てられるというのは意義深いですね。



現場の支援員から「使いやすくなった」「助かってます」と言われると、やはり嬉しいですね。使い手の顔が見えるからこそ、作り手の熱量も高まります。
「一緒に育てるプロダクトと組織」



今後、プロダクトの展望はどう描いていますか?



将来的には、社外の福祉事業者にも展開していく可能性があります。まだ構想段階ですが、現場発の課題解決ツールとして、日本中に広がるポテンシャルはあると感じています。



困っている事業所もたくさんあると思います。まさに「福祉業界のDX推進」を体現するプロダクトですね。



そうありたいですね。単なるITツールではなく、現場の支援力を底上げする“福祉のインフラ”になれればと考えています。
求職者へのメッセージ



最後に、どんな方と一緒に働きたいですか?



リモート環境でも自発的に発信できる方、そして「自分の成長」と「組織の成長」を重ねて考えられる方ですね。ジュニアでも、学びたい意欲があれば大歓迎です。メンバーが育ってきたからこそ、受け入れ体制も整っています。



では、興味を持っていただいている方やエントリーを迷っている方に一言お願いします!



私たちは今、プロダクトと組織の両面で「育てていく」フェーズにあります。その成長を一緒に楽しんでくれる方、ぜひエントリーしてください。一緒により良い未来をつくっていきましょう!!!


あとがき
開発チームの中核として活躍する塩谷さんの言葉からは、確かな経験に裏付けられた視座の高さと、人・組織に対する深い愛情が感じられました。このマネージャーだからこそ、開発組織がうまくいっているのでしょうね。
「カオスの中にこそ可能性がある」。
その言葉どおり、未完成だからこそ挑戦できるこの現場は、きっと多くのエンジニアにとって魅力的な環境になるはずです。社会貢献をしながらエンジニアとして成長もできるサンクスラボでぜひ一緒に働きましょう!
投稿者プロフィール


コメント