こんにちは!サンクスラボの採用担当です。
今回は、2023年1月1日に新規オープンした「サンクスラボ相談支援事業所・博多オフィス」で勤務する相談支援専門員の中村さんにお話を伺ってきました!
ちょこっと小話
サンクスラボ相談支援事業所・博多オフィスに一歩足を踏み入れると、素敵なパネルが目に飛び込んできます。
実はこのパネル、デザインを担当したのは、サンクスラボ・小倉オフィスに所属するタレントさんなのです!
2022年12月に開催されたタレントさん向けの社内コンペで見事選出され、ご覧の通り、新オフィスのシンボルとなりました。
パネル以外にも、思わず寝転がりたくなるような芝生を連想させるグリーンや、陽だまりのような温かさを感じるオレンジのチェアなど、サンクスラボの”こだわり”がたくさん詰まっています。
サンクスラボでは、障がいのある方を「タレントさん」、社員を「パートナー」と呼んでいます。
人生に寄り添う、「第三の居場所」
本日は取材のご協力をいただきましてありがとうございます。
そして、相談支援事業所・博多オフィスの新規オープン、誠におめでとうございます!今のお気持ちはいかがでしょうか?
1年越しの計画だったので、無事にオープン出来て良かったなとホッとしていると同時に、とてもワクワクしています。
新しいスタートはワクワクしますよね!
ところで、「相談支援事業所」とはどのような場所なのでしょうか?
相談支援事業所とは、障がいのある方やそのご家族の日常生活のさまざまなご相談をお受けし、必要な情報の提供や助言をしたり、障がい福祉サービスを利用するための支援を行う事業です。
障がい福祉サービスの内容や事業所に関する情報はもちろんですが、そのサービスを利用するにあたって発生する申請の援助や、関係機関との調整まで行っています。
その他にも、お金の管理に関することや交通機関などの移動手段の利用に関することなど、暮らしに関する相談に乗ることも多いですね。
「相談を受けて、就労に繋げる」だけでなく、まさにその方の生活そのものをサポートをしているのですね。
相談支援専門員という存在は、障がいのある方だけでなく、ご家族にとっても大変心強いと思います!
道はいくつもあり、どこに進むかは自分次第だ。
中村さんは、どんなキッカケでサンクスラボを知ったのでしょうか?
もともと福祉業界で長く勤務しており、介護職を15年ぐらいしていました。
数年前に子供が発達障害だということがわかり、同時期に妻の難病も発覚したんです。その時、同じ福祉業界にこれだけ長くいたのにも関わらず、障がいに関しての知識が全くないことに気づいたんですよね。
障がいに関しての知識を得ながら、これまで学んできたことや経験を活かすことはできないか?と調べているとき、「相談支援専門員」というケアマネジャーに似た仕事があることを知ったんです。
これからは「相談支援専門員」として働いていきたいと考え転職活動を始めたときに、サンクスラボと出会いました。
ご自身の経験から、障がい福祉の道にシフトチェンジしたのですね。
ただ、相談支援事業所はサンクスラボ以外にもあるかと思うのですが、その中でなぜサンクスラボを選んだのでしょうか?
サンクスラボに惹かれた理由は、相談支援事業所の新規オープンを経験できるからでした。
私自身、相談支援事業所の経験がないので”新たなスタート”という気持ちで転職活動をしていたのですが、もし新規オープンに携わることができたなら、事業と一緒に成長していけるのではないかと思ったんです。
サンクスラボに入社した後は、サービス管理責任者としてA型事業所で勤務しつつ、会社のサポートを受けながら「相談支援専門員」の資格を取得しました。
サンクスラボは資格取得の支援制度がありますからね!
サービス管理責任者として勤務しながらの資格取得は大変なこともあったかと思いますが、「相談支援専門員として働く」という目標を達成されたこと、本当に素晴らしく思います。
「時間」は有限である。
先ほど、A型事業所でサービス管理責任者として勤務されていたとお話いただきましたが、A型事業所と相談支援事業所の違いを感じる部分はありますか?
A型事業所に関しては、タレントさんたちは基本的に”就労”をしているので、あくまでも仕事に関しての面談が多いですかね。例えば、「一般就労に向けてどう頑張っていくか?」というように、仕事に関する面談が多いと感じます。
相談支援事業所では生活全般に関しての面談なので、仕事だけではなく、家での困りごとまで相談に乗っています。その為、より広い視点でその方の話を聞く必要がありますね。
相談に来られる方は、いま自分が何に困っているのか?すらも気づけていない場合が多いです。その方の話を聞いて、さらに掘り下げていきながら解決に導いたり、解決までのサポートをするのが相談支援専門員の役割りだと思っています。
冒頭でもご説明いただいた通り、相談支援専門員はその方の私生活のサポートまで行っているので、まずはその方に対して興味を持って、親身になって話を聞くことが大切ですね。
中村さんが思う、サンクスラボならではの強みってどこだと思いますか?
最大の強みは、タレントさんにとって採用~入社までの時間が短くなるところだと思います。
一般的には、採用が決まって相談員を探すところまでで1か月~3か月かかるんです。相談員との契約が終わっても、そこから受給者証を発行して実際に働き始めるまで、さらに最長で1か月程度の時間を要します。その4か月の間、入社は決まっているのに出勤ができずに給料がもらえない
‥という状態が続いてしまうので、タレントさんの生活に影響が出てしまうんですよね。
サンクスラボではA型事業所も運営していますし、A型事業所と相談支援事業所が連携して進めていけるので、最短2~3週間で入社が可能です。
なるほど!確かに、A型事業所と相談支援事業所を持つサンクスラボならではの強みですね。
「入社時期が早まる=一般就労が出来る時期も早くなる」と思うので、その分タレントさんが目標としている暮らしに早く近づくことができますね!
習うより慣れろ。
サンクスラボに入社して良かったことはありますか?
私がサンクスラボに入社して良かったと感じたことは、パートナー同士の仲が良いことですね。
あと、これまで男性職員と働く機会があまりなかったので、同僚に男性職員がいるということが新鮮です(笑)サンクスラボに入社して、初めて男同士で飲みに行きました!一般の企業にいると普通のことかもしれませんが、僕にとってはとても新鮮で楽しかったです。
確かに、サンクスラボは本当にパートナー同士の仲が良いですよね!
逆に入社して壁にぶつかった経験はありましたか?
福祉の面ではないのですが‥パソコンが全く使えないまま入社したことですかね(笑)
前職の高齢者施設では、パソコンではなくタブレットを使用して業務を行っていたんです。その為、入社時は本当にパソコンが使えませんでした。サンクスラボは、エクセルよりもスプレッドシートをよく使うのですが、”スプレッドシート”という言葉も入社して初めて耳にしたレベルでし‥(笑)
ただ、業務中にパソコンを使うことも多いので、入社してから徐々にパソコンのスキルは身についていきましたね。
今では、新しく入社した方から「パソコン使えずに入社したとは思えないです!」と言われるほどに成長しました!
それは素晴らしいですね!
ご自身でパソコンについて勉強されたのでしょうか?
基本的に、分からないことがあれば上長や同僚に相談してました。
ただ、それでも分からない箇所があった時は、InstagramやYouTubeで検索して習得しました。不明点をその都度調べるようにしていたら、どんどん出来るようになってきましたね。
私がここまで成長できたので、現時点でパソコンが苦手な方でも、入社後に十分スキルアップできると思います。
この道の先にあるもの。
相談支援事業所も新たなスタートを切り、今後のさらなる発展に期待が高まっているところですが、中村さんご自身がこれからサンクスラボで叶えていきたいことはありますか?
これまではサービス管理責任者としてのキャリアが長かったので、まずは相談支援専門員としての経験を積んでいきたいと思っています。
そして福岡市だけでなく、久留米や小倉にもあるサンクスラボ・A型事業所と連携しながら、福岡県全域に支援の輪を広げていきたいです!
サンクスラボのロゴマークのように、支援の輪をどんどん広げていきましょう!
そのためには、同じ方向を目指すパートナーが必要かと思いますが、この目標をどんな方と一緒に叶えていきたいですか?
相談支援事業所・博多オフィスが新規オープンしたばかりということもあり、まだまだこれから創っていく部分もたくさんありますので、色々なことを対等に話し合える人が良いですね!改善できるポイントや思ったことを言い合って、一緒に良いものを創り上げていけたら良いなと思います。
支援に関しては、やはり親身になって向き合わなければ、その方の生活のサポートまでは難しいと思っているので、タレントさんに寄り添える人が良いのではないかなと思います。
ぜひ、これからの相談支援事業所・博多オフィスを一緒に創り上げていきましょう!
今後さらに支援の輪を広げていきましょう!
中村さん、本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました!
あとがき
今回は、2023年1月1日に新規オープンした「サンクスラボ相談支援事業所・博多オフィス」で勤務する相談支援専門員の中村さんにお越しいただきました。
サンクスラボ相談支援事業所・博多オフィスでは、新たなパートナーを募集中です!新規オープンの貴重なフェーズを経験しませんか?
気になった方は、以下のリンクから詳細をご覧いただけます。皆様のエントリーをお待ちしております!