こんにちは!サンクスラボの採用担当です。
今回は、サクラ訪問看護ステーションで精神訪問看護師として活躍している兼城さんにお越しいただきました!
サクラ訪問看護ステーションとは?
サクラ訪問看護ステーションは、沖縄県那覇市安里に拠点を構えている精神科専門の訪問看護事業所です。
精神科訪問看護とは?
精神疾患をお持ちの方や心のケアを必要とされている方のご自宅や施設に訪問し、相談、生活援助などのトータル的なサポートを行います。
\サクラ訪問看護ステーションのHPはこちら/
人生とは、出会いである。
改めて、本日はお時間をいただきまして誠にありがとうございます!
早速ですが、兼城さんがサンクスラボに入社したきっかけをお聞きしてもよろしいでしょうか?
応募するきっかけになったのは、「訪問看護事業所を新規に立ち上げる」という求人を目にしたからですね。
ただ、実はその前にもサンクスラボとは不思議なご縁があって‥
前職も訪問看護師をしていたのですが、利用者さんの紹介をするため、サンクスラボ・A型事業所の那覇オフィスに行く機会があったんです。
しかし当日、道に迷ってしまって…。あと少しのところで迷ってしまったので、場所を教えてもらうため通行人に話しかけたのですが、その方がサンクスラボの専務取締役である雲井さんだったんです!
ええ!そんなことあります!?(笑)
すごい偶然ですね!!
そうなんですよ!
「サンクスラボという会社の場所を探してるんですが、ご存じないですか?」と話しかけたら、「あ、それ僕たちの会社です!」と(笑)
そのまま少し立ち話をさせていただいたのですが、その際に「実は僕たちも訪問看護ステーションを立ち上げる予定なんですよ」という話を聞いたんですよね。
それから数か月して、転職をしようと求人票をみていたら「訪問看護事業所の新規立ち上げ」という求人が目に入って、開いてみるとそれがサンクスラボだったんです。「これはご縁だ」と思い、すぐに応募しました!
なんだかもう鳥肌が立ってしまいました。。。(笑)
素敵なお話を聞かせていただきありがとうございます!!
ちなみに、事業所の新規立ち上げに対しての不安などはありましたか?
以前の職場で訪問看護事業所の新規立ち上げを経験したこともあったので、不安は全くなかったですね。
むしろイチから創り上げる楽しさを知っていたので、このタイミングで入社させていただき様々な経験ができて良かったなと思っています!
先導ではなく、伴走する。
兼城さんは前職も訪問看護師としてご勤務をされていたと伺いましたが、兼城さんが思う「サクラ訪問看護ステーションならではの強み」ってなんだと思いますか?
他の訪問看護は、基本的に体調管理やお薬の内服管理がメインで、入浴介助などの身体ケアまでしない所も多いんです。
その中で、私たちはしっかりと身体ケアまで行っています。入浴介助の際に体に傷があることを発見するケースも実際にあるので、全身を見てこその看護だと思っています。
他にも、買い物や通院に同行することもサクラ訪問看護ステーションの強みですね。
買い物に関してのポイントは、「代行」ではなく「同行」という部分です。代行してしまうと成長の機会を逃してしまうので、同行して「こういう買い方をすると良いよ」というように、買い物の仕方を教えています。
そして、通院に同行した際に改めて感じることが、先生が伝えたかったことと本人が理解していることに相違がある場合が非常に多いということです。利用者さんに同行して、先生からの話を一緒に聞くことでその相違がなくなるので、病院側からも「同行してくれて有難い」というお声を実際に頂いています。
ご家族にとっても、日々の通院に看護師が同行してくれることは安心感に繋がっているようで、「ありがとう」というお言葉をいただきます。
確かに、一人暮らしの方だと相談できる人が周りにいない場合も多いと思うので、利用者さんにとっても心強い存在ですね!
その苦労を支えるのは、仕事への情熱だ。
「新規立ち上げメンバー」としてサンクスラボに入社した兼城さんですが、これまでの業務の中で壁にぶつかった経験はありましたか??
新規立ち上げは、楽しさもありましたがやはり大変な部分も多かったですね。
サクラ訪問看護ステーションの立ち上げは2名で行ったのですが、一番大変だったのは事業所関連の申請に必要な書類の作成業務です。何をするのか?どうやっていくのか?ほとんど手探り状態で進めていました。
分からないこともたくさんありましたが、前職での立ち上げの経験を活かし、「こういうこともやっておいた方が良いのでは?」と意見を出し合ったり、いろんな方に相談しながら進めていくようにしていました。
ただ、前職の時とは違って自分で考えながら動くことができたので、いろんなアイデアを活かせることにワクワクしていましたね!
ゼロからイチを創り上げるのは確かに大変ですが、自分自身、これを乗り越えたら絶対成長できると確信していたので、全く苦にはならなかったです。
真っ新な状態から何かを創り上げていくのは、独特の面白さがありますよね!
もちろん、お話しいただいた通り大変だったこともあったかと思いますが、この経験は兼城さんの財産になったと思います!
「心」が温まる場所。
兼城さんは、利用者さんにとってこのサクラ訪問看護ステーションがどんな存在であってほしいと考えていますか?
サクラ訪問看護ステーションの利用者さんは、基本的にひとり暮らしの方が多いので、誰にも相談できずに悩みを抱え込んでしまっている方が多いんです。
私たち ”訪問看護師” が訪問することによって、「この気持ちは人に伝えていいんだ」「自分の悩みを話してもいいんだ」と、誰かを頼れる安心感を抱いてほしいと思っています。
とある利用者さんも、日々の訪問でコミュニケーションを重ねていくうちに、過去に虐待を受けていたことや、これまで一度も誕生日などを祝われたことがないことを明かしてくれました。
そのような過去を知って、「私たちに何かできることはないか?」とチームのメンバーで話し合った結果、その方の誕生日に小さなケーキを買ってお祝いをすることにしたんです!当日、ケーキを持って訪問すると本人もとても喜んでくれて、やってよかったなと心から感じました。
素敵ですね!!ご本人にとっても、心に残る思い出になったと思います。
このエピソードからも、本当に一人一人に寄り添ったサポートを行っていることが伝わってきますね。
これからも、利用者さんにとって「安心できる場所」や「相談しやすい場所」であり続けたいと思っています。
その為の工夫として、利用者さんが気軽に足を運べるように、事業所をカフェのような雰囲気にしています。この工夫が功をなし、今ではたまに利用者さんが来てくれるようになりました!
このように「利用者さんのために動いていくスタイル」は、今後もブレずにやっていきたいです。
本当にカフェみたいで素敵です!木のぬくもりも感じられる、とても温かい雰囲気ですね。
これなら利用者さんも、ゆったりとした気持ちで過ごしていただけそうです。
一人ひとりの「心」に寄り添う。
サクラ訪問看護ステーションで働くスタッフが、利用者さんのために常に全力で動いていることがよく伝わりました!
そんなサクラ訪問看護ステーションで、今後やっていきたいことはありますか?
現在は1拠点のみで運営をしているため、基本的に沖縄県那覇市に住んでいる利用者さんが中心となっています。ただ、有難いことに中部地区の利用者さんも徐々に増えてきているので、ぜひ2拠点目を出したいですね!
しかし、結果は後からついてくるものだと思っていますので、ガツガツと目標ばかりをを追うのではなく、これからもひとり一人に寄り添っていく今のスタイルのままで、たくさんの方をサポートしていけたら良いなと思っています。
あとがき
本日は、サクラ訪問看護ステーションで精神訪問看護師として活躍する兼城さんにお越しいただきました!
お忙しい中、貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。
サンクスラボでは、「誰かのために働きたい」「心が温まるような仕事がしたい」という方を募集しています!
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